【ご報告】「夏休み1dayボランティア」開催事業の実施報告書について
島田市市民活動センターでは、島田市における市民参加による市民のためのまちづくりを実現に向けた、新たな担い手に向けた活動参加への興味喚起を目指し、主に中学生・高校生を対象とした市民活動への体験参加や学びの場を設け、今後の活動の種を植える事業として、「夏休み1dayボランティア」を開催しました。
市民活動の活動状況と新型コロナウィルス感染拡大による影響についてのアンケート調査を下記の通り実施いたしましたのでご報告いたします。
<開催概要>
日時:令和3年8月1日(日)~31日(火)の期間(夏休み期間中)
対象:島田市に在住もしくは在学の中学生・高校生
(社会貢献に興味がある中高生、人の役に立つ仕事に就きたい中高生)
プログラム数:8プログラム開催
団体数: 8団体
定員数:58名
応募者数:145名
参加者数:83名
※緊急事態宣言により、8月20日以降の4団体5プログラムは中止。
<所感>
島田市市民活動センターでは市民活動や社会貢献活動を体験する「1day ボランティア」を開催。緊急事態宣言の発令により中止となったプログラムもありましたが、駄菓子屋さんと放課後の子どもの居場所作り、ベルマークの整理ボランティア、点字文字の体験、障がい児の支援体験など、中高生が目的意識を持ち主体的に参加する姿が印象的でした。
この取り組みは、活動したことの考察の言語化を図ることをセットで行うためにレポートの提出をお願いしました。
コロナ禍により自宅での個別作業となったベルマーク整理ボランティアを経て、「誰一人見ていないなかでも誰かのために尽くせるか」という気づきを持った学生、自身も持病の治療に励みながら、支援される側から支援する側へと積極的に動いていきたいという気持ちを書いてくれた学生など、主催者である我々にも大きな気づきとなるものがたくさんありました。
レポートは受け入れ団体にお送りし、参加者に終了証書を送付して取組の全過程は終了となります。
初開催でしたが団体と学生の橋渡しと社会貢献に関わる入口作りとして意義を感じました。
今後も続けていきたいと思っています。
<実施報告書>