【ご報告】令和4年度「夏休み1dayボランティア」開催事業の実施報告について

【ご報告】令和4年度「夏休み1dayボランティア」開催事業の実施報告について

島田市市民活動センターでは、島田市における市民参加による市民のためのまちづくりを実現に向けた、新たな担い手に向けた活動参加への興味喚起を目指し、主に中学生・高校生を対象とした市民活動への体験参加や学びの場を設け、今後の活動の種を植える事業として、令和4年度「夏休み1dayボランティア」事業を開催しました。

<開催概要>
日時:令和 4 年 7 月下旬~8 月下旬の期間(夏休み期間中)
対象:島田市に在住もしくは在学の中学生・高校生
(社会貢献に興味がある中高生、人の役に立つ仕事に就きたい中高生)
団体数:9 団体
プログラム数:10 プログラム
開催数:16 回
定員数:85 名
参加費:無料
会場:各受け入れ団体による ※集合も同様
主催:島田市市民活動センター
(島田市本通三丁目 6-1 地域交流センター歩歩路内、0547-33-1550)
所管:島田市 地域生活部 市民協働課(島田市中央町 1-1、0547-36-7402)
実施:NPO 法人クロスメディアしまだ
(島田市日之出町 4-1-1F C-BASE 内、0547-39-3666)

<所感>
島田市市民活動センター(事業運営者:特定非営利活動法人クロスメディアしまだ)では中間支援業務において、令和4年度夏休み「1DAYボランティア」開催事業を実施した。島田市内在住もしくは在校の中学生及び高校生を対象とし、7月下旬から8月の夏休みの機会に市民活動やボランティア活動を体験する機会を創出した。市民活動団体9団体にて受け入れを依頼し、計10のボランティア体験プログラムを用意し、16回プログラムを実施した。総計85名の参加者が活動へと参加をした。

地域における市民活動やボランティア活動は、地域課題の解決における重要なファクターであり、また地域に根ざし豊かに生きていくきっかけとしても大きな役割を占めている。しかし、日本各所における市民活動においては、少子高齢化、生産年齢人口の減少等の市民活動を取り巻く課題に加え、新型コロナウィルス感染拡大における社会活動の停滞が大きな打撃となっており、島田市の様々な活動団体においても例外ではない。島田市市民活動センターにて令和3年度に実施した市民活動調査(アンケート)によると、「取り組みの課題」の問いに対して最も多かった回答は「会員の減少」(54・7%)であった。元々会員の確保に悩む中、ここ2年間のコロナ禍の影響で、会員の減少に悩む団体は今後さらに増加していくことが予想される。

そんな中、市民活動センターにおいては、令和2年度に高校生に向けたボランティアへの意識調査を実施し、令和3年度に夏休み「1DAYボランティア」を初開催した。新たな担い手に向けた活動参加への興味喚起を目指し、主に中学生・高校生を対象とし、市民活動への体験参加や学びの場を設け、今後の活動の種を植える事業として今年度第二回を展開した。

中高生を対象とした当事業「夏休み1Dayボランティア」を通じ、アンケート結果からも「今後地域や社会を良くするための活動をしていきたいと思うか?」の問いに対しては「思う」という回答が100%であり、「参加前よりも「ボランティア」や「市民活動」が身近に感じられるようになりましたか?」の問いに対しても、「はい」が96.4%であるなど、ボランティアや市民活動に触れるきっかけ作り、今後も関わり続ける土台作りとしては一定の効果を出すことができたと考えられる。 

<実施報告書>
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